2022年02月08日

No.1247 今日のコラムは4年に一度のゆるゆるコラムです

今回は4年に一度書くネタです。みなさん、北京オリンピック見てますか?私は見てます。大学時代はスキー部だったので、冬季オリンピックは大好きです。昔からのコラム読者のみなさんはご存知だと思いますが、私、大学時代、スキーのジャンプをやっておりました。4年前のコラムは以下です。

No.267 五輪~本日は仕事の話ではありません~

こう書くと「すげー!あんなデカイ台で飛んでたの?怖くないの?」と聞かれますが、私が飛んでいた台はラージヒルでもなければノーマルヒルでもありません。ミディアムヒルです。P点40~50メートルです。P点というのは標準点のことで、ノーマルだと70m、ラージだと90mです。K点だとノーマル90m、ラージ120m、ミディアム50~65mってところですかね。

よく飛んでたのは野沢温泉です。左はノーマル、真ん中がミディアムです。わかりにくいですが、右がスモールヒルです。P点20mです。私、このミディアムで55m飛んだことあります!

https://nozawaski.com/winter/facilities/trainingcenter/

私が飛んだことのある一番大きい台は以下です。名寄ピヤシリシャンツェです。P点50m、K点65mです。左のほうです。けっこうでかいでしょ?私この台で50mちょい飛びました。大学生から始めた割にはたいしたもんだったんですよ。自分で言うのもなんですが。

名寄ピヤシリシャンツェ

ちなみに私、インカレで優勝してます!といっても1部~4部あるなかの4部での優勝ですので・・・。1部、2部はノーマルヒルですから、私、怖くて飛べません。ノーマルヒルは飛んだことないです。もし北京オリンピックのノーマルの台を飛んだらどれくらい飛べたでしょうかねえ。全盛期だったら60mくらいは飛べたかもしれません。70mはたぶんムリです。スタートゲートもかなり下げてると思うんですよ。ゲートをだいぶ上げてくれたら70mギリギリ飛べたかもしれませんが。ラージは想像できません。フライングヒルは想像したくもありません。

ちょうど25年前、名寄で練習していたら隣のノーマルヒルで全日本の選手が練習していたんですよ。原田、岡部、齋藤がいましたね。船木はいませんでした。彼ら、やっぱりすごいんですよ。「ああ~、失敗した~」って言いながら飛んでくるんですけど、90m飛んでるんです。「どこが失敗やねん」と思いながら見てました。野沢で練習していたら荻原兄弟がいました。サインもらいましたよ。「君もジャンプやってんのか?がんばれよ」と。お兄さんはすごい丁寧なサインをしてくださりました。弟さんは「これでいいだろ」って「次晴」ってだけ書いてくれました。

私、1つ自慢があります。前回の平昌オリンピックの際、小林 陵侑選手のジャンプを見て妻に「この子は次のオリンピックで絶対に来る。間違いなく表彰台に上る選手になる」って言ったんですよ~。これ、自慢です。なんでそう思ったのかは忘れました。ただ、学生時代に毎日毎日ジャンプのビデオみてイメトレしてたんですよ。見る目がついたのかな。好きなジャンパーは岡部と船木です。

ジャンプをやっていてよかったことは、度胸がついたことですかね。ジャンプをやっていなかったら独立することもなかったように思います。ジャンプってよく「飛んでて怖くないの?」って聞かれるんですが、飛んでるときってさほど怖くないんですよ。怖いのは飛び出すときです。いかに前方に体を投げ出すことができるか?これが一番怖いんですよ。とくに大学時代から始めた人は体を前に投げ出せません。おかげで度胸だけはあります。

あと、意外かもしれませんが、ジャンプの練習は夏です(すみません、あくまでジャンプ素人の意見です)。冬場ってそれほど本数は飛べません。雪降ったらジャンプ台のランディングバーンとかの整備しなくちゃならないし、天候不良で飛べないときもあります。サマージャンプでいかに練習するかなんです。私、夏休みに1か月以上山にこもって飛んでました。これのおかげで継続する力がついたのかもしれません。

結論も考えずにつらつらと書いてしまいました。まあ私の人となりをご理解いただくために書きました。ご参考までに以下、私が勝手に書いた「私の履歴書」です。お時間あったら読んでください。今日は以上です!

番外編 私の履歴書

今日(昨日)の夜は8:45からジャンプ団体混合があります。見ようかなあ・・・。でも寝るのがおそくなるしなあ(私、10:00には寝るので)。今日は寝よう。そして週末のラージヒルは見よう!小林 陵侑選手は間違いなくラージで金メダル取るでしょう。いつものアクティビストの行動予測より当たる自信があります!

 

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