2019年08月30日
村上ファンドが新光商事を一部売却
本日16:01に村上ファンドグループのエスグラントコーポレーションが新光商事の変更報告書を提出しました。
保有割合は6.18%⇒5.14%に低下しました。以下、大量保有、変更報告書の提出状況です。
2018年10月23日 5.05%(平均取得単価1,648円)
2018年11月7日 6.18%(平均取得単価1,625円)
2019年8月30日 5.14% (平均取得単価1,648円)
さて、新光商事の株価はどうなっていたのでしょうか?
最近60日間の売買状況を見ますと、6月25日から売却しています。開示されている売却株数を足すと168,200株となります。前回変更報告書提出時からの減少株数は1,536,200-1,277,300株=258,900株ですから、実際には6月25日より前から売却を始めています。
新光商事は5月15日に配当方針(政策)の変更並びに増配に関するお知らせを公表し、連結配当性向を50%から総還元性向100%に方針を変更しました。
これの影響で株価も上がったようですので、これくらいの時期から村上ファンドは売却を開始したのではないかと思われます。業界再編という村上ファンドの目的がどこに行ったのかはよくわかりませんが、新光商事は一安心したと思われます。
しかしマクセルHDでは特別配当公表後、一度は出て行ったものの、また舞い戻ってきていますので、新光商事も株価が下がればまた買い増される可能性は残っています。