2022年09月06日

オイシックスによるシダックスへの敵対的TOBについてユニゾンが対応方針を公表

シダックスの取締役会が反対意見を表明したことで、オイシックスによるTOBが敵対的になったわけですが、カギを握るのは27%を所有するユニゾンファンドです。そもそも今回のTOBの目的は、ユニゾンファンドが所有する株式を主渡航することです。

しかしそのユニゾンファンドは以下のとおり、対応方針を公表しました。

https://www.unisoncap.com/jp/news/150.html

 ユニゾンファンドは、かかるシダックスの意見表明を重く受け止め、また、健全な資本市場の発展の一翼を担う市場参加者として、ユニゾンファンドや創業家のみならず、シダックス自身や一般株主を含むあらゆるステークホルダーにとっても最善となる可能性を真摯に検討いたしました。その結果、ユニゾンファンドとしては、引き続き誠実に本株主間契約の義務を履行するため、本意見表明報告書において指摘されている懸念が解消され、シダックスの賛同表明が得られること、並びに本公開買付けの実施及びこれに対する応募がインサイダー取引規制に抵触する可能性が払拭されることを条件として、本公開買付けに応募することとする方針を本日改めて確認いたしました。

ただ、株主間契約でシダックス創業家が売却要請をした場合は、指定した人に売却しなくてはならないという契約はどうなるのでしょうか?

もしかしたら非常におもしろいことになる可能性があるので、明日のコラムでまとめています。

 

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