2019年11月21日

シルチェスター、タダノの大量保有報告書を提出

シルチェスターがタダノの大量保有報告書を提出しました。保有割合は5.19%です。タダノは「移動式の建設用クレーンで世界最大手級。海外では石油プラント向けに強み。高所作業車も大手」だそうで、時価総額は1,314億円です。株価推移は以下のとおりです。

PBRは0.82倍です。財務を見てみると、総資産2,558億円に対して、現預金等660億円、投資有価証券77億円、有利子負債302億円です。割とキャッシュリッチですね。

昨日、シルチェスターは住友大阪セメントの変更報告書を提出し、一部売却したことがわかりました。でも銘柄を入れ替えているだけなのかもしれませんし、これからもっと日本株に投資してくるかもしれません。

シルチェスターは特定の会社の株式に20%以上投資することはあまりありませんが、それでも20%近く取得するっことはあります。シルチェスター自身はあまり株主提案をしてことなどはないと思いますが、シルチェスターから別の強烈なアクティビスト・ファンドに株式が譲渡される可能性だってあります。

どんな投資家であっても気を付けて準備しておく必要があると思います。

 

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