2020年04月27日
乾汽船vsアルファレオ
乾汽船が以下のプレスを公表しています。
https://ssl4.eir-parts.net/doc/9308/tdnet/1819418/00.pdf
乾汽船が臨時株主総会開催禁止の仮処分の申し立てをしたそうです。詳しい理由はプレスに書いてありますが、中身によると、乾汽船が委任状勧誘を行っている株主の議決権数は11万1,024個で総議決権に占める割合は44.85%だそうです。これらの株主は昨年の買収防衛策再導入議案にほぼ賛成していたそうです。
賛成してくれた株主から委任状を取ろうとしているんですね。どこまで取れるかはわかりませんが、アルファレオの持ち株比率は28.15%ですから、買収防衛策廃止の議案は否決されるかもしれませんね。乾汽船はけっこう安定株主比率が高いようです。
ただ、ISSなどは買収防衛策廃止に賛成推奨しているようです。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000021.000052588.html
アルファレオの戦い方ではちょっとしんどいかもしれません。もっと買収防衛策のトリガーぎりぎりまで株を買う必要もあるでしょうし、本気で廃止させたいのであれば、以下の方法も考えるべきでしょうね。