2020年06月26日

オリンパス、デジカメなど映像事業をファンドに売却

6月24日の日経の記事です。オリンパスがカメラ事業を売却します。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO60729640U0A620C2TJ1000/

そして今日の日経です。昨日のオリンパス株価が一時11%高だったそうです。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO60798070V20C20A6DTA000/

25日の東京株式市場でオリンパス株が一時、前日比218円(11%)高の2136円05銭まで急伸し、4カ月ぶりの高値を付けた。市場は24日の取引終了後に発表したカメラ事業の売却を歓迎し、医療機器メーカーとなる「新オリンパス」への期待を膨らませている。

オリンパスはデジタルカメラを中心とする映像事業を投資ファンドの日本産業パートナーズに売却すると発表しました。カメラを中心とする映像事業がこの10年で黒字を確保したのは1年のみで、20年3月期には103億円の営業赤字を計上しており、長年の懸案だったそうです。

株式市場はオリンパスの行動を評価したのでしょう。今回の決定には、バリューアクトから受け入れた社外取締役の影響もあったのでしょうか?

株式市場は評価しましたが、この決定がオリンパスの中長期的な企業価値にどういう影響をおよぼすでしょうか?ちょっと違うかもしれませんが、キリンHDは投資ファンドからビール事業に注力せよと株主提案などをされたものの、反論しました。

どちらの行動が評価されるのか?

 

 

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