2018年09月21日

村上ファンド 新明和工業の株式を買い増し 保有割合が20%を超える

本日、村上ファンドグループのレノが新明和工業の変更報告書を提出しました。保有割合は19.32%から20.38%に上昇しました。ちなみに、大量保有報告書を提出したのが2018年4月11日で保有割合は5.46%でした。以降、変更報告書の提出状況ですが、4月13日、17日、23日、26日、5月2日、8日、11日、16日、22日、6月4日、7月13日、本日9月21日です。株価の状況は以下の通りです。本日時点の時価総額は1,431億円です。

なお、2018年3月末の株主構成ですが、金融機関18.71%、証券会社1.10%、その他の法人16.00%、外国法人等41.00%、個人その他23.19%です。安定株主比率は、法人株主16.00%-期末のレノ保有分2.28%=13.72%、従業員持株会2.08%の合計15.8%です。まだまだ買えそうですね。

村上ファンドの1株当たり取得金額ですが、株数20,380,000株、取得資金の総額22,165,233千円ですので、約1,087円です。

これから買収防衛策度を導入することも可能です。ハードルはありますけど、導入できなくはないです。一般的なトリガーは20%が多いですが、あくまで一般的には多いというだけであって、トリガーを25%にしてはいけないという決まりがある訳ではありません。ただ、この会社の場合、買収防衛策の導入だけでは守り切れません。守れるとしても来年の総会まで、です。

どうすればいいでしょうか?簡単です。株価を倍にすればいいだけです。

 

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