2019年02月19日

2月19日 本日の新明和工業

はい、また今日も下がっています。TOB開始直前営業日の株価終値は1,378円でしたので、その値段を下回りました。ちなみに、記念配当を公表したのが2019年1月8日だったのですが、その翌営業日の株価終値1,408円も下回っている状況です。ちなみにPBRは1.01倍です。

記念配や大規模自己株TOBの効果がない、ということになってしまったのでしょうか?念のため株価推移を見ておきましょう。

コラムNo.502「新明和工業の対抗策は計画性がない。こうやれば勝てるのに・・・」でお伝えしていますが、新明和工業の株価は同業と比べても割高です。なぜ割高かというと、村上ファンドや村上ファンドに期待した一般投資家の買いによって形成されたからでしょう。だから、いくら大規模自社株買いや記念配を公表しても、一時的に株価が上昇しても下がってしまうのではないでしょうか。

明日結果がわかりますが、新明和工業は村上ファンドに出て行ってもらえたかもしれませんが、別の投資家に狙われるリスクが出てきています。いずれまた狙われます。理由は簡単なんです。

「あの会社をターゲットにしたら最終的には会社が買い取ってくれるんだろ?」と思われてしまうことです。

 

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