2020年10月20日

ニトリ、島忠買収に名乗り DCMのTOBに対抗

DCMが島忠に対して友好的なTOBを実施し傘下におさめる方向でしたが、どうやらカウンターTOBが実施されるようです。ニトリが出てきました。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO65246280Q0A021C2MM8000/

家具・日用品大手のニトリホールディングス(HD)がホームセンター大手の島忠の買収を検討していることが20日、分かった。島忠を巡ってはホームセンター大手のDCMホールディングスが完全子会社化に向けてTOB(株式公開買い付け)を実施中だ。TOBが実施されている企業に対する異例の買収提案となる。

DCMHDは島忠に10月5日から11月16日までTOBを実施している。取得価格は1株4200円で、買収総額は1600億円規模の見込み。島忠経営陣はDCMHDの買収提案に賛同しており、ニトリHDの提案は敵対的になるとみられる。

この状況でニトリがカウンターTOBを実施すれば、当然敵対的TOBとなります。さてどうなるでしょうか?DCMとニトリのどちらが勝つか?

答えは島忠の株主構成にあります。そういえば、オアシスは島忠の株を売っちゃってませんでしたっけ?

読みがあまい!いちおう、私、カウンターTOBの可能性については言及しております。
https://ib-consulting.jp/column/2799/

さて、アドバイザーはどこでしょうか???

本格的な敵対的TOB時代がいよいよ始まりました。企業防衛体制を普段からちゃんと検討しておく必要があります。

 

 

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