2021年03月17日

旧村上ファンドが西松建設の変更報告書を提出

旧村上ファンドが西松建設の変更報告書を提出しました。保有割合は16.42%から17.55%まで上昇しました。

2020年4月24日  5.09%

   10月12日  6.15%

   11月12日  7.30%

   11月19日  8.44%

   12月2日    9.52%

   12月8日   10.68%

2021年1月4日   11.86%

          1月14日   12.91%

    2月15日  13.93%

   2月25日  15.19%

   3月5日    16.42%

   3月17日  17.55%

取得資金の総額は20,826百万円、取得株数9,753,900株のため、1株当たり2,135円で取得していることになります。以下、株価と保有割合、直近の取得単価です。

旧村上ファンドの取得とともに株価も上昇しています。17.55%ってけっこうな割合ですね。西松建設はどういう対抗策を講じるのでしょうか?

東芝機械や日本アジアグループのような有事導入型の買収防衛策で対抗するのでしょうか?それとも特別配当や大規模自己株TOBなどでしょうか?

保有割合が上昇すればするほど対抗するのは難しくなってきます。なるべく早い段階で手を打っておくのがよいですね。そのためには、平時のうちから企業防衛について研究し、いざというときの対応や心の準備をしておくことが大切です。心の準備って大切ですよ。いざとなってから対抗策の検討を始めても、心がついていかないものなのです。

 

 

このコラムのカテゴリ

関連する
他のコラムも読む

カテゴリからニュースを探す

月別アーカイブ