2021年06月22日

フリージア・マクロスが東京ソワールの変更報告書を提出

本日フリージア・マクロスが東京ソワールの変更報告書を2本提出しました。保有割合は11.76%から12.98%、14.22%に上昇しました。保有株数、549,000株、取得資金の総額499,453千円のため、1株当たり約910円で取得していることになります。

フリージア・マクロスによる東京ソワール株の取得状況は以下のとおりです。4月2日以降、ほぼ毎日買っています。

大量保有報告書を提出したのが2021年6月3日でその後6月10日に変更報告書を提出していますが、買い方が日邦産業のときに似ていますね。一気に取得しようとしています。そして東京ソワールは6月15日に臨時株主総会の基準日設定をすると公表し、翌日、フリージア・マクロスを対象とした買収防衛策の導入を公表しました。6月17日以降も買っていますね。

臨時株主総会の基準日は6月30日ですので、それまでに保有割合を高めて買収防衛策の導入を阻止したいのかもしれませんが・・・。詳しくは以下のコラムで。

No.1095 東京ソワールは買収防衛策を導入・発動できるか?

今日の2本目の変更報告書の提出義務発生日は6月18日なので、本来は6月25日に提出すればよいはずなのですが、あえて今日出したんですね。ソワールにプレッシャーかけるためでしょうか?もしくは「フリージア・マクロスが買ってる!」と市場に期待させ、フリージア・マクロスを支持する投資家が買うことを期待してでしょうか?

フリージア・マクロスの狙いは、東京ソワールの買収防衛策プレスにもあるとおり、フリージア・マクロスの投資先ラピーヌと資本業務提携をさせることなんでしょうね。うまくいきますかねえ・・・。

 

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