2019年01月25日
エフィッシモ、日産車体の変更報告書を提出
昨日2019年1月25日、エフィッシモが日産車体の変更報告書を提出しました。提出理由は「担保契約等重要な契約に関する変更」ですが、保有割合が少し上昇しています。22.23%から22.97%に上昇しました。
エフィッシモは日産車体の大量保有報告書を2007年8月20日に提出しました。もう11年以上前です。この間、日産車体が日産グループの資金を一元管理するキャッシュ・マネジメント・システム(CMS)を通じグループ企業に低い金利で資金を融資しているとしてエフィッシモは融資差し止めや損害賠償などを求めて訴訟しました。
https://www.nikkei.com/article/DGXNASDD280U7_Y2A220C1TJ2000/
保有割合は最大で32%まで行きました。しかし2015年8月24日に保有割合が32.07%から19.26%に減少しました。開示書類を見ると、同日にオンタリオ・ティーチャーズ・ペンション・プランボードというところが大量保有報告書を提出し、保有割合が12.57%になっています。内容を見ると「現物移管」となっているので、たぶんエフィッシモから出資者であるオンタリオ・ティーチャーズ・ペンション・プランボードに日産車体株を現物で移管したということでしょうね。
エフィッシモはそこからまた少しずつ買い増してきたみたいですね。どうなるのでしょうか?