2019年02月13日

帝国繊維への提案「通るまで継続」スパークス社長

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO4117111012022019DTD000/

帝国繊維に対して2年連続で株主提案をしているスパークスの社長が12日に開いた記者会見で「(株主総会で株主提案が)通るまで続ける」との意向を示したそうです。

これ、正確には違うと思います。なぜなら帝国繊維の安定株主比率は非常に高く、株主総会で株主提案を通すのは現時点では不可能だからです。たぶん、10年たっても安定株主比率は高いままで株主提案は通りません。スパークスの社長は「我々の主張は合理的。続ければ必ず山は崩れる」とも語ったそうです。

この場合の「崩れる山」は安定株主を意味しているのではなく、帝国繊維の経営陣を意味していると思われます。つまり、株主提案を継続することで、いつか帝国繊維の経営陣が折れることを期待しているということではないでしょうか?

詳しくはコラムNo.507をご覧ください。

 

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