2019年02月15日

大塚家具が第三者割当増資

これが会社をプロキシーファイトで滅茶苦茶にしてしまった結果ですかね・・・。

https://www.idc-otsuka.jp/company/ir/ir.html

お嬢さんが社長をやろうが、お父さんが社長をやろうが、同じ結果になっていたのかもしれませんが、プロキシーファイトという壮大な親子喧嘩のせいで会社が傷ついたのは事実でしょう。遅かれ早かれ大塚家具には厳しい状況が待っていたのかもしれませんが、内紛さえ起こさなければ、ここまで会社が追い込まれることはなかったように思います。

大塚家具はお家騒動で会社が疲弊しました。アクティビスト対応でも同じことが言えるかもしれません。アクティビストに狙われ、株式を買い増され、株主提案をされ、会社は対応に追われます。社長が本業に集中できなくなります。アクティビスト対策に追われる中、ライバル企業に差をつけられるかもしれません。

アクティビストに狙われてから対応を検討するのではなく、やはり平時から対応を検討しておく必要がありますし、大事なことはアクティビストに狙われない会社にしておくことです。その一環として買収防衛策も必要な施策と言えます。

 

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