2019年04月04日
ヨロズが村上ファンドに目を付けられたのは2回目です。そしてヨロズは買収防衛策導入企業です。
ヨロズって聞いたことがあるなと思い、過去、当社でまとめたデータを見たところ、ヨロズはかつて村上ファンドのターゲットになっていました。2014年9月16日に㈱レノが6.06%の大量保有報告書を提出していました。大量保有、変更報告書の提出状況は以下の通りです。
2014年
9月16日 6.06%
9月16日 7.48%
9月24日 8.62%
9月24日 9.66%
10月3日 9.76%
10月22日 10.85%
2015年
3月9日 11.89%
6月12日 12.06%
11月12日 10.27%
11月16日 9.24%
11月24日 8.02%
12月1日 6.86%
12月18日 5.86%
2016年
3月25日 4.85%
以上です。村上ファンドはかつてヨロズ株を最大で12.06%まで買い、その後、主に市場で売却していったようです。どういうイベントがあって売却したのかまではまだ調べられていません。また、4.85%の株を継続して保有していたのかどうかもわかりません。
一度狙われて出て行ったからもう安心、というのは通じないということですね。ちなみに、ヨロズは2018年5月10日に買収防衛策を更新しています。買収防衛策があるだけでもダメということです。