2020年04月07日

そろそろ株式の保有目的をきちんと開示すべきではないでしょうか?

有価証券報告書の「株式の保有状況」における保有目的に対する批判は多いですね。例えば「取引関係の強化」といった開示に対する批判がなされています。「株を持っていないと取引ができないのか?」「株を持つことによって取引にどういう影響があるのか?」「持ち合いじゃねーか!」といった批判です。

はっきりと「はい!持ち合いっす!」と答えてしまって私はよいと思うのですが、一般的にはそうもいかないのでしょう。そもそも持ち合いって悪ですかね?株主や投資家にとっては悪かもしれませんが、株主や投資家以外のステークホルダーにとっては悪ではないでしょう?

皆さんは何のために持ち合いをやっているのでしょうか?経営者の保身のためでしょうか?違いますよね。特定の自分たちの利益しか考えない特定の株主や投資家から会社を守るためにやっているのが持ち合いでしょう。ではそれをちゃんと保有目的に書いてはどうでしょうか?

「特定の自分たちの利益しか考えていない濫用的株主や濫用的買収者から会社を守るための持ち合いとして保有」

いや、違います。これだとストレート過ぎますね。もうちょっと高尚な漢字で書いてみましょうか。

詳しくは今週か来週のコラムで!!けっこう自信のある開示内容ですので乞うご期待!!!

 

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