2019年12月20日
コーポレート・ガバナンスに関する開示の好事例集
11月29日に東証が「コーポレート・ガバナンスに関する開示の好事例集」を公表しています。政策保有株に関する好事例として三菱UFJフィナンシャル・グループをあげています。
評価している点は、
・政策保有株式の総量について自己資本との比較(取 得原価対Tier1比率)で縮減目標を明示
・保有意義・経済合理性から保有の妥当性が認められな い場合には売却する方針を掲げた上で、総合取引 RORAを目標値とする経済合理性の検証方法について記載
・直近の検証内容について開示した上で、目標値を下回 る企業について、一定期間内に採算が改善されない場 合には売却を検討する旨を記載
だそうです。銀行といった金融機関以外の会社の好事例を知りたいですね。