2020年04月14日

この報道ってコロワイドにとっては痛いのでは?

何度か取り上げましたが、日経ビジネスが大戸屋vsコロワイドに関して以下の記事を報じています。

大戸屋、コロワイドの買収提案を拒否 経営権争奪戦へ

記事の中に以下の記載があります。

コロワイドが経営陣の刷新に成功した場合、その後にTOBと第三者割当増資の組み合わせにより、持ち株比率を50%強にまで高め、連結子会社化する考えだ。大戸屋HDの上場は維持する方針とみられる。仮にプロキシファイトが大戸屋HDの勝利に終わって経営陣の刷新に失敗した場合でも、コロワイドはその後に再び臨時株主総会を請求して経営陣刷新を求めたり、敵対的TOBを開始したりする方針で、買収への意思はかなり強い。

経営陣の刷新に成功した場合、TOBと第三者割当増資の組み合わせにより連結子会社化する考え、とありますが、以下、コロワイドのプレスによると、具体的手法には言及されていません。

https://ssl4.eir-parts.net/doc/7616/tdnet/1816321/00.pdf

「当社は、本株主提案が大戸屋HD の定時株主総会において可決承認された場合には、大戸屋HDの連結子会社化を検討しております。」とあるだけですね。

現時点ではTOBが実施されるのか、価格はいくらなのかわからないということですね。これからまた開示するのでしょうか?

いずれにせよ、今の段階で大戸屋の株主はコロワイドの取締役会を支配されてメリットが生じるのでしょうか?今取締役会を握られたら、コロワイドにとって都合のよいことをされかねない、だったら株主提案には賛成しないほうがよいと考える株主もいずれ出てくるでしょうね。

さて、では大戸屋はどう守ればいいのでしょうか?詳しくは明日の以下のコラムで!!!まだ見れませんので。

No.810 大戸屋はまずこうすることが勝利への第一歩!

 

 

 

 

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