2020年08月18日

大戸屋へのTOB期限は8月25日ですから、、、

少なくともコロワイド側から何かしらの攻撃がなされることはなさそうですね。8月25日(火)がTOB期限ですから、ヘタにいま何かしらの攻撃をしてしまい、公開買付届出書の訂正をする必要がでてくると、TOB期限を延長しなくてはならなくなります。

今日が8月18日(火)ですから、TOB期限はちょうど1週間後です。あと1週間で大戸屋側が効果的な防衛手法を取ることができるでしょうか?ここからホワイトナイトが登場してくるでしょうか?

私は株主提案の前から「大戸屋の個人株主比率が異常に高く、安定株主比率が低いという株主構成を考えると、コロワイドに20%近い株式を取得された以上、ホワイトナイトによる防衛しか生き残る道はない」と言ってきました。しかし、現状を見てみると、ホワイトナイトが出てくる雰囲気はありませんね。

株式掲示板などにも、大戸屋側から電話がかかったきた、といった書き込みもあります。もしかして大戸屋側は個人株主の情に訴える電話作戦しかとっていないのでしょうか?だとしたら大間違いですね。そんな作戦だけで勝てる訳がありません。

オイシックスとの提携だってそうです。コロワイドが3,081円というTOB価格を提示している状況において、「オイシクスと業務提携しまーす!」と言ったところで、株主がTOBへの応募をやめる訳がありません。

まあ、まだ負けると決まった訳ではありませんが・・・。それにしても大戸屋の経営陣は甘すぎませんか?企業防衛の本質を見誤っています。

いずれシリーズものにします。大戸屋の経営陣は創業家対応、コロワイド対応の要所要所において大きな間違いをしまくっています。
 

 

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