2021年03月09日
当社株式を対象とする大量買付行為の具体的かつ切迫した懸念!!!~日本アジアグループが買収防衛策を導入~
日本アジアグループが以下のとおり「株式会社シティインデックスイレブンスらによる当社株式を対象とする大量買付行為の具体的かつ切迫した懸念に基づく当社の財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針及び当社株式の大量買付行為への対応方針(買収防衛策)の導入に関するお知らせ」を公表しました。長い~。
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120210308475421.pdf
まだ内容を詳しく見ていませんが、MBOが失敗し旧村上ファンドの敵対的TOBが成功してしまいそうになった状況において、大幅増配でしのいだ日本アジアグループですが、どうやら事前警告型買収防衛策を導入したようですね。
そしてどうも旧村上ファンドのみを対象としたルールのようですね。以下、概要です。
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120210308475422.pdf
そろそろ今後の旧村上ファンドの想定される行動をまとめようかなと思っていたところでしたが、日本アジアグループは有事導入型の買収防衛策で対抗するようです。
一般的な買収防衛策のトリガーは20%ですが、今回のルールでは20.5%にしたようです。日本アジアグループから旧村上ファンドに対して、大量買付行為の予定はあるかなどなどの追加情報を確認し、提供された情報を踏まえて株主総会を開催する、そして総会で承認が得られたら対抗措置発動、という流れの湯です。
たしか日本アジアグループのリーガルアドバイザーはアンダーソン毛利ですよね?で、MBOをする側の弁護士は西村あさひでしたよね?
この防衛手法はアンダーソンではなく西村あさひでしょうかね???まだ詳しく見ていませんので、詳細は後日!