2021年09月17日

早い!SBIがもう反応

SBIが18:10に以下のリリースを出しました。

株式会社新生銀行株式(証券コード:8303)に対する公開買付けに関して

https://www.release.tdnet.info/inbs/140120210917400106.pdf

SBIが言っているのは、

・本公開買付けにおける買付け等の期間については30営業日と、法令に定められた最短期間が20営業日であるところ、公開買付期間を比較的長期に設定している

・対象者の株主の皆様のご判断に必要な情報は、公開買付届出書における開示内容に加え、対質問回答報告書の記載内容によって、十分にご提供できる

・適法かつ十分な公開買付期間を確保しているにも関わらず、対象者が同期間の延長を求めていることは単なる時間稼ぎとしか考えられず、時間軸の観点からも対象者の株主の皆様の利益を著しく損なう

・当社としては、買収防衛策に基づく新株予約権の無償割当の差し止めを求める仮処分の申し立て、対象者の取締役の善管注意義務違反を問う法的措置に加え、本公開買付けの成否に関わらず、臨時株主総会の招集請求又は対象者が開催する株主総会における株主提案を行い、対象者の企業価値の回復・向上に向けて現取締役の構成を刷新すべく取締役選任議案等を提案することを検討する

といった感じです。うーん、東芝機械のアドバイスをした弁護士事務所と同一とは思えない(笑) ま、東芝機械の時は相手が事業会社ではありませんからね。ということかもしれません。

でも買収防衛策や有事型買収防衛策って、相手次第で裁判所の判断が大きく変わるんですかね?ずいぶん昔の話のなので記憶もあやふやですが、夢真vs日本技術開発のときって、夢真はアクティビスト・ファンドではなく事業会社ですよね?

さてどうなるのでしょうか。

 

 

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