2018年12月20日
エフィッシモがジャパンディスプレイほか4社の大量保有を提出
本日2018年12月20日の日経19面に小さい記事ですが「JDI株7.9%を取得 エフィッシモ」とあります。これ、突然提出されたものではありません。まあ、突然提出されたと言えばそうなんですが・・・。
エフィッシモの今回のジャパンディスプレイ(JDI)株の大量保有の提出は2回目です。1回目は2016年7月4日に提出しており、保有割合は5.44%でした。その後、12月21日時点での保有割合は5.89%になりましたが、1月10日提出した変更報告書で保有割合が4.85%なりました。5%を切りましたので変更報告書の提出義務はありません。推測ですが、エフィッシモは継続してJDI株を保有していたものと思われます。JDIも株主判明調査などを行っているでしょうから、エフィッシモが株主であることはわかっていたのではないかと想定されます。
JDIの大株主は産業革新機構で35%の株式を保有しています。他ソニーも株主で、安定株主比率は40%くらいありそうです。ただ、産業革新機構が本当に会社の言うことを聞いてくれる安定株主と言えるかどうか・・・というところですね。
なお、昨日エフィッシモが提出した大量保有報告書はJDIだけではありません。以下の会社の大量保有報告書も提出しています。
サンケン電気 5.06%
大平洋金属 5.09%
デクセリアルズ 5.03%
関東電化工業 5.05%
皆さん、これらの会社の株式を持っていませんか?持っていたとしたら要注意です。困ったときに「株買ってくれ~」とお願いされるかもしれません。買ってよいのかどうかはよーく検討する必要があります。