2022年02月24日

米ブラックストーンが東芝に買収提案

以下、日経ビジネスの記事です。

https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00112/022400062/?n_cid=nbpnb_mled_epu

複数の関係者によると、1月7日にブラックストーン幹部が東芝幹部と面談した。まだ初期段階のオファーだが、株式を取得する場合には友好的な関係を前提として進める意向という。東芝は2015年の不正会計問題が尾を引き、家電やフラッシュメモリーなど主力事業を次々と売却し、連結売上高は6兆円台から3兆円台に縮小している。成長戦略がなければ復活はおぼつかないため、会社再建に向けた構想を協議したという。

1株あたりの取得額は21年4月に英投資ファンドのCVCキャピタル・パートナーズが提示したといわれる5000円に比べて、ブラックストーンの提案が上回る公算は大きかったという。東芝の発行済み株式総数(21年9月末時点で4億3300万株)から単純計算すると、買収総額は2兆円台となる。

詳しくは記事の全文を見ていただきたのですが、東芝は会社分割案を優先したいようです。また、東芝は外為法の規制業種ですから、話は単純ではないようです。

3月24日に予定されている臨時株主総会では会社2分割案について株主の是非を問う予定ですが、はたして東芝の思惑通りにことが進みますかね?このタイミングでの買収提案ですから。

 

このコラムのカテゴリ

関連する
他のコラムも読む

カテゴリからニュースを探す

月別アーカイブ