2019年02月22日

2月22日 本日の廣済堂

「このニュースに注目」でもお伝えしていますが、本日の日経18面のスクランブルに「MBOに群がる投資家」という記事があり、廣済堂の件がようやく記事なりました。

村上ファンドはもう廣済堂の株を買い増してはいないでしょう。廣済堂株を9.7%保有する創業家も反対している状況ですから、村上ファンド保有分9.55%とあわせて19.25%が応募しません。株価もTOB価格610円を大きく上回っています。

ところで「MBOに群がる投資家」という記事の中に「MBO候補銘柄」という表があり、具体的な企業名が記載されています。その中に「マクニカ富士」という会社があります。これは正式名称「マクニカ富士エレホールディングス」です。大量保有報告書の提出状況を見ると、かつて日本企業に敵対的TOBを仕掛けMBOを提案していたダルトンが提出しています。保有割合は11.64%です。ちなみにマクニカ富士エレホールディングスはどういう会社でしょうか?四季報で見ると「独立系の半導体商社としては国内トップ級。技術発掘力に強み。セキュリティ製品も展開」とあります。半導体商社???村上さんが目をつけている業界ですね。

皆さん、見るところが一緒なのでしょうかね。

 

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