2021年03月23日
日本アジアグループが旧村上ファンドの主張に反論
3月22日に旧村上ファンドが「株式会社レノ」のHP上で以下の主張を公表しました。
これに対して本日3月23日に日本アジアグループが以下の反論を公表しました。
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120210323482907.pdf
日本アジアグループの反論は、
①旧村上ファンドが株式を取得したり経営権を取得したりすると企業価値が毀損する
②有事導入型の買収防衛策のルールを遵守していない
③当社が旧村上ファンドにDDの機会を与えなかったのは必要かつ相当
④当社の独立性のある取締役に対する主張は言いがかり
⑤旧村上ファンドのTOBは強圧性が高い、スクイーズアウト手続きも少数株主への配慮を欠く
⑥当社の配当は不法行為ではない
⑦当社によるかつてのサンヨーホームズへの敵対的TOBは事案・当事者の属性を踏まえていない
といったところです。詳しくは上記プレスに添付されているパワーポイント資料をご覧ください。
しかし有事導入型の買収防衛策ってどうなんでしょうか?日本アジアグループは旧村上ファンドが1回目のTOBを実施した時は有事導入型の買収防衛策で対抗しなかったんですよね?で、2回目を実施する可能性が高くなった、買い増しする可能性が高くなったことから、有事導入型の買収防衛策で対抗する、と・・・。どうして1回目のTOBのときは有事導入型の買収防衛策で対抗せずに、今回はそれで対抗するのか?
旧村上ファンドに日本アジアグループは勝てるでしょうか?