2019年09月09日

復調リコーに「物言う株主」の影

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO49509930W9A900C1000000/?n_cid=NMAIL006

「経営陣への助言、重要提案行為等」。リコー株の19%を保有するヘッジファンド、エフィッシモ・キャピタル・マネージメントの保有姿勢が変わった。8月13日に提出した大量保有の変更報告書は、「純投資」から株主提案も辞さない内容に切り替わっていた。

エフィッシモがリコーを買い増し、保有目的を変更ですでにお伝えしています。エフィッシモの狙いはずばり「儲けること」なのは間違いありませんが、問題はどうやって儲けるのかです。ま、それは私もよくわかりません。

大切なのは、リコーという時価総額が7,000億円を超える会社であっても今やアクティビスト・ファンドに狙われる時代になりました。時価総額8兆円のソニーですらサードポイントに狙われています。

どんな会社であっても「企業防衛とは何か?」「買収防衛策は必要ないのか?」を10年前以上に真剣に考える必要があるのです。

 

このコラムのカテゴリ

関連する
他のコラムも読む

カテゴリからニュースを探す

月別アーカイブ