2019年12月11日
村上ファンド、レオパレス21を買い増し
村上ファンドがレオパレス21の変更報告書を提出しました。保有割合は9.46%から10.90%に上昇しました。以下、大量保有報告書、変更報告書の提出状況です。
5月14日 6.24%
5月16日 7.93%
5月17日 10.32%
5月20日 12.56%
5月21日 14.13%
5月23日 16.18%
9月6日 10.55%
11月7日 9.46%
12月11日 10.90%
5月23日時点での保有割合が最大で、その後は売っていたのですが、ここにきて買い増していますね。変更報告書の最近60日間の売買状況を見ると、11月下旬ころから買っているようですね。
ま、なぜ取得を再開したのかはよくわかりませんが、一つ言えることがあります。
一度買われて出て行くと、会社は「ああ、よかった!やっと出て行ってくれた!」と考え、また買われることを想像していません。でも一度狙われたら、また狙われることがあるということです。だってアクティビストはターゲットのことをよく研究しているのですから、安くなったらまた買い時と考えるでしょう。
株価を永久に高いまま維持することなど不可能です。いつか安くなること、アクティビスト目線で見ると安いことがあります。企業防衛の基本は株価を高くしておくことではありますが、それだけでは十分ではないということです。