2020年03月04日

DyDoが買収防衛策を継続

ダイドーグループホールディングスが買収防衛策の更新を公表しました。

https://www.release.tdnet.info/inbs/140120200304474197.pdf

更新理由を記載していますが、以下のとおりです。

本プランにおける大規模買付ルールは、株主の皆様が大規模買付行為に応じるか否かを判断するための情報や、現に当社の経営を担っている取締役会の意見を提供し、株主の皆様が代替案の提示を受ける機会を確保することを目的としています。現在は金融商品取引法により、濫用的な買収を規制する一定の対応はなされておりますが、公開買付開始前における情報提供と検討時間を法的に確保することや、市場内での買い集め行為を法的に制限することができないなど、必ずしも有効に機能しない場合も考えられます。したがいまして、大規模買付ルールの設定は、株主及び投資家の皆様が適切な投資判断を行ううえでの前提となるものであり、十分な時間の確保は、企業価値向上に関する大規模買付者との建設的な対話を行ううえでも有効なものになると考えております。

おっしゃるとおりですね。では、ダイドーの株主構成は?

外部から見た安定株主比率は、法人株主38.72%、高松氏らの持分合計11.63%の合計50.35%です。高いですね。余裕で継続できますね。

ただ、このダイドーグループHDのプレスについては少しだけ気になるところがあります。この手の株主構成の会社にはよくある記述なんですが・・・。私はこの記述がイヤなんです。だってそういう理由で買収防衛策を導入しているわけじゃないですから。詳しくは来週のコラムで!

 

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