2020年03月17日

村上さんたちが想定しているヨロズに対する戦略

今日、村上さんたちがヨロズの変更報告書を提出しました。

レノがヨロズの変更報告書を提出

ヨロズは東芝機械と違い、平時の事前警告型買収防衛を継続している企業です。村上さんたちとひと悶着ありましたが、無事、買収防衛策廃止の株主提案も退け、継続しています。

村上さんたちはヨロズ株を20%以上買い増したい場合、買収防衛策のルールに従って情報と時間を提供する必要があります。では村上さんたちはヨロズの買収防衛策を嫌がり、20%以上買うことはしないでしょうか?

いや、買い増してくる可能性があります。買収防衛策廃止の株主提案を「適法性に疑義あり」として取り扱われず、裁判でも負けました。だからこそ「だったらルールに則って買ってやろう」と考える可能性もあります。今株価が安いところでどんどん仕込んでいるのかもしれません。

では村上さんたちはどういう戦略でヨロズに対して仕掛けてくるでしょうか?まずは19.9%まで市場で買うでしょう。そして、堂々とルールに則って買収提案をしてくるでしょう。そして・・・

後は来週のコラムで!

 

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