2020年04月14日

大戸屋vsコロワイド

日経と日経ビジネスで報道内容が異なりますね。

日経は「提案が総会で可決された場合、コロワイドは増資を引き受けるなどして大戸屋HDの子会社化を視野に入れている。大戸屋HDの対応次第では株主総会で、経営権をめぐる委任状争奪戦につながる可能性がある。」と報じています。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO57974870T10C20A4TJ2000/

一方日経ビジネスは「大戸屋HDが買収提案を拒否したため、コロワイドは大戸屋HD経営陣の刷新を目指した株主提案を14日の取締役会後に公表する構えだ。経営陣を刷新した後に、TOB(株式公開買い付け)と第三者割当増資の組み合わせにより大戸屋HDを子会社化する考え。事実上、敵対的と言える買収劇が始まろうとしている。」と報じています。

どっちの報道が正確なんでしょうか?なんとなく、日経ビジネスの方が詳細に報じているので、こっちのほうがより正確なのかなという気はしますが。

なお日経ビジネスは「仮にプロキシファイトが大戸屋HDの勝利に終わって経営陣の刷新に失敗した場合でも、コロワイドはその後に再び臨時株主総会を請求して経営陣刷新を求めたり、敵対的TOBを開始したりする方針で、買収への意思はかなり強い。」とも報じていますので、どうやら敵対的TOBに発展する可能性がありますね。

では、大戸屋にコロワイドが株主提案をしたとして、可決できるでしょうか?株主提案が否決されたとして、敵対的TOBを実行したら成功するでしょうか?

のちほど詳しく分析します。

 

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