2020年04月14日

大戸屋の株主構成は?

2019/3期末のデータです。三森親子はもう株主ではなく、お二人の持分はコロワイドに移っています。

外部から見た安定株主比率は、その他の法人6.65%、三菱UFJ信託銀行1.65%、りそな銀行1.38%、東京海上日動1.38%、大戸屋従業員持株会1.10%、第一生命0.69%の合計12.85%です。コロワイドが保有する株式は18.65%です。

プロキシーファイトになった場合、勝利のカギを握るのは個人株主です。上表では84.95%となっていますが、ここには三森親子の分18.67%が入っていますので、マイナスした66.28%が純粋個人株主の持分です。

おそらく国内外の機関投資家はほとんどいないでしょうから、個人株主の投票行動で勝負が決まります。そうはいってもこの状況であっても白紙で投票する個人はいるでしょうね。

コロワイドがどういう主張をするか、大戸屋がどういう効果的な反論ができるか。しかし勝負はそこだけでは決まりません。まあ、決まりますけど、それだけだと大戸屋は負ける可能性があります。ではどうすればよいでしょうか?のちほど!

 

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