2020年05月26日

さっきのコロワイドの反論は得策だったのかな???

さきほど以下のニュースをHPにアップしました。

コロワイドが大戸屋の反対意見に反論を公表

これ、コロワイドの反論に対して大戸屋も反論しますよね?最初の大戸屋の反対意見表明は、結構フォーカスすべきところがぼやけていました。

でもコロワイドが反論してしまったがために、大戸屋はコロワイドが主張した内容に対して反論することになります。より丁寧に大戸屋がコロワイドの反論に対して説明したら、大戸屋にとっては好都合になります。

コロワイドの今回の反論は結果的に大戸屋に塩を送ってしまったことになったのではないかと思います。私だったら、今回の反論はしませんね。大戸屋の「味、店内調理、セントラルキッチンNo!」という情緒的な反対意見をそのまま放っておきます。そうしておいたほうが今回の焦点がぼやけますから。

今回の焦点は、

・19%しか持っていないコロワイドに実質大戸屋を支配させてよいのか

・株主はTOB条件も知らない状態でコロワイドに経営を支配させてよいのか

・コロワイドが大戸屋取締役会を支配してしまったらコロワイドにとって都合のよい子会社化の条件を株主に提示してくるのではないか

・第三者割当増資も実施するのなら、株価の重しになるのではないか

ですから。

 

このコラムのカテゴリ

関連する
他のコラムも読む

カテゴリからニュースを探す

月別アーカイブ