2020年11月09日
旧村上ファンド、セントラル硝子と大豊建設の変更報告書を提出
セントラル硝子:保有割合12.35%⇒13.04%に上昇
大豊建設:保有割合20.09%⇒21.20%に上昇
セントラル硝子は買収防衛策をすでに廃止しています。旧村上ファンドが買い増している中での廃止ですから、おそらく継続しても否決される可能性が高いと判断したのではないでしょうか?大豊建設は買収防衛策を導入したことはないようですね。
さて両社はどういう対抗策を取るのでしょうか?これまで旧村上ファンドのターゲットになった会社は、大規模自己株TOBや特別配当で対抗しました。両社も同じような策を取るのでしょうか?
こういう策もあります。
大規模自己株TOBや特別配当を実施するのもしょうがないとは思うのですが、以下のようなリスクもあります。
東芝機械のように徹底的に戦う方法も一つではありますが、あそこまでやるのは大変です。コストもかなりかかるでしょう。であれば両方の折衷案がよいのではないでしょうか?