2020年11月10日
イノテックが特定の投資家に買い増されているようですが
イノテックの株式をカイザー・キャピタル・ホールディングス・リミテッドという投資家?が買い増しています。大量保有報告書、変更報告書の提出状況は以下のとおりです。
11月2日 5.44%⇒5.49%⇒7.02%⇒7.67%
11月10日 10.06%
7.67%のあとに9%くらいまで買い増したようで、訂正報告書が提出されていました。直近の保有割合は10.06%です。保有目的は「政策投資、重要提案行為等を行うこと。」となっています。
この投資家は突然出てきたわけではないようで、この投資家の代表者であるティン・パン・ワン・レイモンドという方は2018年頃?からイノテック株を保有しているようです。イノテックとの関係はよくわかりません。
イノテックはかつて旧村上ファンドに株式を保有されたことがありますね。最後はイノテックが自社株買いをして対応したと記憶しています(TOBではなくトストネットだったのでは?)。
今回でてきた投資家がどういう属性なのかはわかりませんが、一度アクティビストに狙われた会社は出口戦略をきちんとしておかないとまた狙われる可能性があるということかもしれません。