2021年04月22日

日邦産業の勝ち!

買収防衛策を導入している日邦産業に対して、フリージア・マクロスがルールを遵守せずに敵対的TOBを実施し、日邦産業が買収防衛策の発動で対抗していますが、当初、買収防衛策の発動=新株予約権の無償割当に関して、名古屋地裁は差止めの決定をしました。しかし日邦産業が名古屋地裁に保全異議の申立てをしたところ、差止めの決定が取り消されました。

フリージア・マクロスが抗告していたところ、その結果が出ました。名古屋高裁は以下のとおり保全抗告を棄却する旨の決定をしました。

https://www.release.tdnet.info/inbs/140120210422498152.pdf

これにより日邦産業は予定通り買収防衛策を発動することになりますので、おそらくフリージア・マクロスはTOBを撤回することになるでしょう。その後はどうなるのでしょうか?フリージア・マクロスは日邦産業から撤退するでしょうか?

たぶんですが、日邦産業の買収防衛策ルールに則って買収提案をしてくるのではないでしょうか?まあ、私の予言は外れることが多いので・・・。

 

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