2021年06月17日
日邦産業がフリージア・マクロスに通告
以下、本日18:10に日邦産業が公表したプレスです。
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120210617450960.pdf
ちょっとわかりにくいかもしれませんが、ここで言う新株予約権の有償取得とは、フリージア・マクロス以外の一般株主から新株予約権を取得し、新株を交付することを意味しています。つまり本当に発動実務に入ってフリージア・マクロスの持分を希釈化させるということです。
このプレスは簡単に言うと、
・フリージア・マクロスは高裁で決定が出て最高裁でも覆る可能性などないに等しいのに、いまだにTOBを撤回しない。
・このままTOBを撤回しないと、当社としては本当に発動実務に入らざるを得ず、フリージア・マクロスの持分が希釈化されてしまうが、それでいいのか?
・6月下旬には発動実務に取り掛かる必要があるから、6月25日までにはTOBを撤回したほうがいいよ。そうじゃないと本当に発動して希釈化されちゃうよ
ということですね。余談ですが、発動実務は本当に大変です。ちなみに株券電子化後における発動事例はないので、本当に発動するなら実務をつめる必要がありますね。