2022年03月14日

アスリードが富士興産の変更報告書を提出

保有割合16.49%⇒15.42%

前回変更報告書を提出したのが2022年2月7日で、保有割合は16.02%から16.49%に上昇していました。アスリードは昨年富士興産に敵対的TOBをしかけるも、有事型買収防衛策を発動され失敗しました。

保有割合が上昇したのでまだ買い増したり、さらに敵対的TOBや株主提案をしたりするのかと思っていましたが、売却し始めたようです。もちろんこのまま売却しきってしまうのかどうかはわかりません。平均取得コストは850円で、本日の終値は935円です。

なんだかアスリードの仕掛けた敵対的TOBってなんだったんですかね・・・。結局、そこまで本気で敵対的TOBをしていた訳ではなかったということでしょうか?

敵対的TOBが成功するかどうかは、買収防衛策の有無ではなく、結局のところ買収者の本気度ではないですか?本気でほしいと思う会社なら、買収防衛策くらいであきらめたりしないでしょう。いくら手間がかかろうが、時間がかかろうが、なんとか買収しようと必死に策を考えるはずです。なのに1年も経っていない状況で売却ですか?

アクティビスト・ファンドの敵対的TOBって何なんでしょうか?

 

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