2019年01月22日

1月22日 本日の新明和工業

昨日、総額400億円、プレミアム付きの価格による自己株TOBを公表した新明和工業ですが、本日の株価出来高は以下の通りです。

始値1,490円、高値1,493円、安値1,462円、終値1,478円でした。前日終値は1,378円でしたので、前日比100円高でした。出来高は1,819,500株です。

さて、自己株TOBは本日1月22日から2月20日までの20営業日間です。明日以降、本日と同レベルの出来高になるとは思えませんが、仮に明日以降の1日の平均出来高が本日の半分程度(900,000株)だったとすると、1月22日から2月20日までの累計出来高は18,919,500株(1,819,500株+900,000株×19営業日)となります。

村上ファンドが全株(22,882,900株)を応募し、仮想累計出来高18,919,500株も応募してきたとしたら?今回の自己株TOBによる買い付け株数は26,666,700株ですから案分となり、(村上ファンド持株22,882,900株×(26,666,700株÷応募株数41,802,400株=0.63792)=14,597,459株を買い取ってもらえて村上ファンドの手元には8,285,441株残ります。ということは、新明和工業の現在の完全議決権株式95,379,600株ー今回取得する自己株式26,666,700株=68,712,900株が自己株TOB後の完全議決権株式となりますので、8,285,441株÷68,712,900株×100=12.05%

計算、あってますかね???今日、カゼを引いているのでアタマが機能していないかもしれません。

仮想累計出来高をけっこう多く見積もりましたので、TOB後の村上ファンドの保有割合は10%を切るかもしれませんね。新明和工業はTOB後に村上ファンドが市場で売却していくと読んでいるのでしょうか?自社の株価がどういう要因で形成されていたかをよく分析しておかないと・・・TOB後に株価が大きく下がることもあります。

三信電気と同じようなことにならなければよいのですが・・・。

 

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