2022年09月22日

旧村上ファンドの大豊建設株の取得状況

なぜか自己株TOBに応募したのにまた大豊建設株の大量保有報告書を旧村上ファンドが提出したのですが、本日の大量保有報告書を見ると、今年の7月19日から大豊建設株を再取得しているようです。

大豊建設の自己株TOBは5月26日~6月22日にかけて行われました。結果、旧村上ファンドの保有株数は7,993,231株(43.36%)から655,231株(3.55%)に減少しました。

本日提出された大量保有報告書に記載されている最近60日間の売買状況は以下のとおりです。この最近60日間の取得株数を合計すると260,700株になります。上記655,231株に足すと、915,931株です。本日提出された変更報告書に記載されている保有株数は915,931株ですから、旧村上ファンドは自己株TOBに応じた後、残りの株を市場では売却せず、買い増したということですね。

第三者割当と自己株TOBの組み合わせですから、実質的に麻生がホワイトナイトになって大豊建設を救出したということなのですが、旧村上ファンドは自己株TOBに応募して儲け、それでも足りんとまた買い増したということですかね?

えぐいな・・・。まだ詳細がよくわからないのですが、もし再投資してきたのだとしたら、大豊建設が気の毒です。

 

 

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