コスモエネルギーHDが臨時株主総会の基準日を設定
以下の通りコスモエネルギーHDが臨時株主総会の基準日設定を公表しました。
https://www.release.tdnet.info/inbs/140120230925557987.pdf
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(1) 基準日 2023年10月12日(木曜日)
(2) 公告日 2023年9月28日(木曜日)
(3) 公告方法 電子公告により下記の当社ホームページに掲載いたします。
https://www.cosmo-energy.co.jp/ja/about/ir/notice.html
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なお、対抗措置を発動するための株主意思確認総会の開催については現時点で決まっていません。仮に開催することになった場合に円滑に開催するために、先立って基準日を設定したということです。
対抗措置の発動方法は通常の普通決議なのか、MoMなのかはまだわかりません。コスモは定時株主総会でMoM決議で旧村上ファンドを対象とする買収防衛策の導入をしたわけですが、その賛成率は59.54%でした。
賛成個数354,006個、反対個数240,604個でしたので、仮に議決権176,805個を持つ旧村上ファンドが行使していた場合、反対個数が240,640個+176,805個=417,445個になるので、否決されていたということになります。
じゃあ今回、仮に発動するとしてその決議をMoMでとった場合にどうなるかと言うと、私は「まだまだわかりませんよ」と思っています。なぜなら導入と発動に対する機関投資家の判断は別だからです。またコスモ側もがんばっていると思います。以下有料コラムです。
2023年09月22日No.1605 コスモが買収防衛策を発動したら?
https://ib-consulting.jp/column/4909/
ちなみに旧村上ファンドは「MoMじゃなくて普通決議で発動が可決されたら買い増しはしない。MoM決議は可決だけど通常の普通決議なら否決という場合は発行差止請求をする」としています。P2の(5)に書いてあります。
さてどうなるでしょう。私の見立てはまたまとめてコラムにします(すみません。さすがに有料です)。