村上ファンドがエクセル株を買い増し
村上ファンドグループのC&I Holdingsがエクセル(コード7591)の変更報告書を提出しました。保有割合は36.53%から37.46%に上昇しました。内訳は以下の通りです。
㈱C&I Holdings 8.14%⇒8.14%
野村絢 0.53%⇒0.43%
㈱オフィスサポート 6.24%⇒6.24%
福嶋啓修 1.58%⇒0%
㈱シティインデックスサード 6.36%⇒7.95%
㈱南青山不動産 8.82%⇒8.82%
㈱レノ 4.86%⇒5.88%
合計 36.53%⇒37.46%
前回の変更報告書提出日は2019年2月18日ですので、約1か月ぶりの提出です。
2018年
2月8日 26.47%
3月1日 27.52%
4月2日 28.55%
4月27日 29.23%
7月6日 30.21%
8月16日 31.15%
10月22日 32.40%
11月12日 33.43%
12月17日 34.49%
2019年
1月21日 35.53%
2月18日 36.53%
3月15日 37.46%
ほぼ1か月に1%のペースで買い増されていますね。ちなみに村上ファンドがエクセルの大量保有報告書を提出したのが2015年7月13日で保有割合は5.15%でした。提出者は村上世彰氏です。大変厳しいことを申し上げますが、この会社、3年以上もなにをやっていたのでしょうか?非常に不思議です。
なお、現時点での村上ファンドのエクセル株の取得単価ですが、取得資金の合計7,682,592千円、保有株数3,404,200株のため約2,257円です。エクセルの株価は以下の通りです。
現状の株価だと平均取得価格を上回ってはいるものの、保有期間などを考えると、大儲け!というレベルの株価ではありませんね。この株価水準だと自己株TOBをしても応募してくれるかわかりません。新明和工業のようにプレミアム付きの自己株TOBであれば応募してくれるかもしれませんけど、そもそも自己株取得にプレミアムつけるのはヘンだし、付けたとしてもそんなには付けられないでしょ。
自己株TOBができないとなると、なんとか自力で株価を上げてExitしてもらうか、それとも・・・???