2019年04月08日
フリージア・マクロス、協和コンサルタンツ株を買い増し
協和コンサルタンツという会社を覚えていますか?日邦産業もこうなる?でお伝えした協和コンサルタンツの株式にかかる変更報告書をフリージア・マクロスが提出しました。保有割合は29.81%から30.85%に上昇しました。最近60日間の売買状況を見ると、2019年4月2日に1,300株を市場で取得しています。ということは最近60日間においては4月2日しか買っていないということです。協和コンサルタンツ株の大量保有報告書、変更報告書の提出状況を見ておきましょう。
2018年
8月13日 21.05%(市場外でサイブリッジという会社から一気に取得した模様)
8月28日 23.05%
8月28日 25.15%
9月14日 26.67%
10月24日 27.98%
11月5日 29.81%
2019年
4月8日 30.85%
佐々木ベジさんは協和コンサルタンツの定時株主総会(2019年2月27日開催)で社外取締役に就任することが決まりました。フリージア・マクロスが株主提案をしたわけではありません。会社提案によるものです。おそらく水面下でフリージア・マクロスと協和コンサルタンツが交渉したのでしょうね。ちなみに、フリージア・マクロスの社長で佐々木ベジさんの実弟である奥山一寸法師さんは協和コンサルタンツの社外監査役に就任しています(同じ株主総会で就任)。
市場内外で株式を強烈に買ってくるような相手先の役員を社外役員として受け入れるほど腹を括れるのであれば、もっと早くに腹を括って買収防衛策を導入すればよかったのに、と思いますが・・・。詳しくは明日のコラムで。