忘れてましたが三陽商会に対する株主提案の結果

詳しくは来週のコラムで分析する予定ですが、増配等に関する株主提案をされていた三陽商会ですが、4月1日に臨時報告書を提出していました。結果は以下の通りです。株主提案をしたのは公表されていないと思われますが、たぶんオアシスかRMBではないかと。

上表では反対率が掲載されていますが、賛成率は約10%~13%程度ですね。ほとんどの株主は賛成しなかったということです。ま、当たり前です。バーバリーを失った三陽商会は今社員一丸となって必死に立て直しを図っているのでしょう。そのような状況の会社に「増配しろ！」なんて、なんという強欲な株主なのでしょうか。会社の利益はどうでもよく、自分たちの利益が確保できればそれでいい、ということでしょうか。

そのような強欲な株主対策として行っているのが持ち合いなのです。持ち合いをやめるべきではありません。

あと、そろそろ上場会社は真剣に買収防衛策の導入を考えるべきです。廃止した会社は再導入すべきです。