2019年10月04日

エフィッシモがナイガイの大量保有報告書を提出

エフィッシモがナイガイ(コード8013)の大量保有報告書を提出しました。保有割合は5.97%です。

と言ってもエフィッシモは初めてナイガイの大大量保有報告書を提出した訳ではありません。エフィッシモが初めてナイガイの大量保有報告書を提出したのは2008年12月17日で保有割合は8.77%でした。その後買い増し、2012年1月25日時点での保有割合は21.94%になりました。

しかし2013年12月10日に提出した変更報告書で、保有割合が21.94%から4.23%に急減したことが判明しました。市場内取引のため誰に売ったのかはよくわからず、ずいぶん昔のことなので私の記憶もあいまいです。

エフィッシモが今回大量保有を提出しましたが、初めてではないのです。一度出て行ったからと言って二度とこないなんてことはありません。むしろ、一度その会社のことを調べて投資して儲かったんだから「株価が安くなったからもう1回儲けさせてもらいましょ!」と思うでしょうね。

最近、株主至上主義からの脱却といった記事をよく見ますが、脱却しようとしてもアクティビスト・ファンドは脱却させてくれません。これを機会にもう一度企業防衛体制を考え直した方がよいでしょう。

 

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