2019年12月19日

車谷CEOの記事がさっそく突っ込まれてますね

ニューフレアテクノロジーの株式掲示板をご覧ください。

https://finance.yahoo.co.jp/cm/message/1006256/6256

そうなんです。コラムNo.729で私も指摘していたのですが、HOYAのTOBに対して「そんな値段で売るつもりはない」ってあんまり言っちゃうと、このように「じゃあ東芝が提示したTOB価格は安すぎるんじゃないの?一般株主から不当に安く買いたたこうとしているの?」と言われます。では、コラムNo.729を無料公開しますね。

No.729 東芝・ニューフレアテクノロジー・東芝機械vsHOYA

車谷CEOはロイターの記事では

車谷会長はHOYAの示した価格について「我々の株を売るような値段では全然ない」と指摘し、機関決定したわけではないとしながら「(東芝グループとして)売ることはあり得ない」と明言した。

と書いてあります。高い価格であれば「売らないことはあり得ない」です。ニューフレアテクノロジーの買収価格がすんごく高い値段であれば、東芝さんはどうしますか?「いくらであっても売らないんだ!」ではダメです。

なぜなら、東芝さんはもう日本の会社ではないからです。東芝さんの株主は世界の名だたるアクティビストです。そんな人たちが「いくらであっても売らない?あり得ない!」って怒られますよ。東芝さんはもうそういう会社なんですよ。アクティビストの言うことを聞かざるを得ない会社なのです。

機関決定した訳ではないと書いてありますが、東芝さんの取締役構成で「ニューフレアテクノロジーは東芝グループだ!HOYAがいくらの価格を提示しようが売らないぞ!おおーー!」っていう機関決定、取れます?外国人社外取締役に怒られるんじゃないですかね?

何度も言いますが、この勝負は価格勝負です。

 

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