2020年01月22日

東芝機械 今後の流れ

村上ファンドが公開買付届出書を提出したのが、昨日1月21日(火)です。10営業日以内に東芝機械は意見表明報告書を提出しますので、2月4日(火)までです。

内容としては、一般的には留保の意見表明+質問権行使となるのですが、質問権を行使するのかどうかはわかりません。伊藤忠vsデサントの際、デサントは質問権を行使しませんでしたから。

本日東芝機械は独立委員会に諮問をしていますので、その内容も踏まえなくてはなりませんよね。

https://www.release.tdnet.info/inbs/140120200122449368.pdf

質問権を行使して、すでに対応方針の中で公表している質問を投げるのでしょうか。そのうえで、対質問回答報告書(質問権行使から5営業日以内)の内容を見た上で独立委員会の判断が下される感じでしょうか?

仮に2月4日に留保の意見表明+質問権行使だとして、5営業日以内ですから2月13日(木)までに対質問回答報告書が提出されます。対抗措置発動に関して何らかの判断が下されるのは2月20日(木)頃でしょうかねえ。

対抗措置を発動するとして基準日はいつにするのでしょうか?ブルドックソースのときは、2007年6月24日株主総会特別決議で可決、7月10日を新株予約権無償割当の基準日としました。

 

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