2020年02月05日

日本アジアグループvsサンヨーホームズを覚えていますか?

かつて日本アジアグループという会社がサンヨーホームズに対して敵対的TOBを実施しました。

No.321 また日本で敵対的TOBが開始されました

No.326 日本アジアG(コード3751)の敵対的TOBは成功するか?

No.360 日本アジアG vsサンヨーホームズ 結末

2018年4月頃の話です。TOB成立条件として下限を付していないので、TOB自体は成立しましたが、所有割合は4%から12.76%になったに過ぎませんでした。これ、日本アジアグループはどうするのかなあと思っていたのですが、敵対的TOBから2年近く経過したところ、サンヨーホームズが自社株買いをしたみたいですね。

自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)による自己株式の取得結果 及び取得終了ならびに主要株主の異動に関するお知らせ

日本アジアグループはサンヨーホームズ株を1,200円でTOBをしました。今回の自社株買いは1株704円です・・・。

そもそもサンヨーホームズは安定株主比率が非常に高く、敵対的TOBを仕掛けてもほとんど集められないであろうことは株主構成から明らかでした。敵対的TOB後は何か交渉でもあったのでしょうか?

不思議なケースでした。

 

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