2020年03月02日

そういえば中国塗料

以下の記事がありました。

https://kabushiki.jp/news/359246

テクニカルで選ぶ注目株=中国塗料:終値で5日線を上回る、取組も良好

船舶塗料トップで工業用塗料なども展開する中国塗料<4617.T>の株価が2月26日の安値898円を底に切り返し、28日に40万株の出来高を伴って前日比19円高と上伸してきた。終値で5日移動平均線を上回り、25日移動平均線に対するマイナスカイ離も6.9%程度の水準にあることから、目先は25日線を目指したリバウンド局面入りとなりそうだ。今3月期連結業績は営業・経常・当期損益の全てで黒字転換の見通しで、連結PBRは0.9倍程度の水準にある、配当利回りも3.6%に達しており、2月21日時点の東証信用倍率も0.24倍と取組も良好である。

皆さん覚えていないかもしれませんが、中国塗料も村上さんたちが大量保有報告書を提出している銘柄です。大量保有報告書を提出したのが2018年2月15日で保有割合は5.20%でした。その後の変更報告書の提出状況ですが、2018年2月22日6.35%、2018年12月11日6.59%、2019年9月2日7.62%となっています。

現在村上さんたちは東芝機械にかかりっきりでしょう。でも、東芝機械の件が終了すれば、他の投資先に対するアクションを起こしてくる可能性があります。今は狙われなくても、後に狙われます。今のうちに何をしておくべきかをよく考える必要があります。

もちろん村上さんたちに現在ターゲットになっている会社だけではなく、ターゲットになっていない会社も同様です。平時のうちに何を議論し、何を準備しておくべきかを考えている会社こそが独立した経営を維持できる会社だと思われます。
 

 

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