2020年04月10日

買収防衛策 継続・廃止状況

現時点での買収防衛策の継続・廃止状況は以下のとおりです。TDNETでチェックしてはいますが、抜け漏れがあるかもしれませんので何卒よろしくお願い申し上げます。

意外と廃止する会社が多いですね。これらの会社は、国内機関投資家の買収防衛策に対するスタンスが厳しくなった2017年に継続できた会社です。3年前の厳しい議決権行使を乗り越えて、買収防衛策を継続できた会社です。今回も工夫するなり、努力するなりすれば可決できる会社が多いと思われます。

継続・廃止についてはこれからたくさん出てくると思われますし、現在、東証への事前相談を行っている会社が多いでしょう。最終的には3月末の株主構成を見てから決めるという会社もいらっしゃると思います。

継続すべきだと考えます。「否決されたらどうする!」 否決されたとしても否決されたという事実が残るだけで、たしいたことではありません。芝浦機械のような対応を有事になったらとればよいと考えているのであれば、それはちょっと甘いと思います。あれ、メチャクチャ大変ですから。平時に買収防衛策を通すための努力や工夫をする方がぜんぜんラクです。それにアドバイザーに支払うフィーもケタ違いです。

あとちょっとの工夫で可決はできます!

 

 

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