2020年11月20日
旧村上ファンドが日本アジアグループを買い増し
MBOを公表した日本アジアグループの大量保有報告書を昨日旧村上ファンドが提出しましたが、本日、変更報告書を提出しました。保有割合は6.10%から7.44%に上昇しました。以下詳細です。
シティインデックスイレブンスは市場内で取得し、野村氏は市場外で取得しているようです。今のところ平均取得価格は599円となっており、TOB価格600円とほぼ同じですね。旧村上ファンドの狙いは明らかです。「TOB価格が安すぎる」ですね。
東栄リーファーラインがMBOをしようとしたときと同じようにTOB価格を引き上げさせることが目的と思われます。11月16日以降も出来高はけっこうありますから、まだ買っているのでしょうね。連日にわたって変更報告書が提出される可能性があります。
TOBや経営統合を公表した場合、これからの時代、すんなりと終わる方が珍しくなるのかもしれませんね。